大阪府立夕陽丘高校音楽科の生徒たちが12月25日、JR大阪駅の時空の広場で、クリスマスソングに乗せて爽やかな歌声を披露した。「ジングルベル」などこの日らしい曲のほか、来年海外で歌えるように練習中だという難曲にも挑戦。学校の最寄りの大阪環状線桃谷駅の発車メロディーに合わせてサンタクロースが登場するなど、趣向を凝らした演出で会場を盛り上げた。忙しく行き交う駅利用者や買い物客は足を止め、久しぶりの年末ムードに浸っていた。
またコーラスに先立って、大阪駅北側のうめきたエリアに来年3月18日(土)開業する新たな地下ホームのカウントダウンイベントも開催。大阪駅長や工事担当者が挨拶し、新しい鉄道技術を採用して進む新駅の様子を映像を使って紹介した。地下ホームには特急「はるか」「くろしお」が停車し、大阪駅と関西空港の間が約20分短縮される。